原種鶏の育成から産卵まで

To produce good quality chicks,
we ensure good management of breeder flocks and their eggs.
良質な種鶏雛を生産するため、
原種鶏・種卵の管理を徹底しています。
良質な種鶏雛を生産するのは良質な種卵、そして良質な種卵を産むのは健康な原種鶏です。性別や成長段階ごとに適した飼料、いつでも自由に水を飲める設備、ストレスなく動くことができるスペースの確保、最適な温湿度の設定など、原種鶏が快適に生活できる環境を整えています。
チャンキー種の写真

岡山・栃木原種鶏場

長年蓄積したノウハウと飼育マニュアルに基づき、チームで連携しながら原種鶏を育て、採卵までを行っています。
生産施設は岡山、栃木の2拠点で、全国の生産販売数をまかなっています。

環境設備

ウインドウレス鶏舎

窓がないウインドウレスタイプにすることで、外部との接触が少なく、換気や鶏舎内の明るさのコントロールに優れた鶏舎です。
また、外部からの野生動物の侵入や、他の鳥類等からの病原体の侵入を防ぎ、原種鶏の健康を守ることに繋がる大きな役割を持ちます。

換気

原種鶏にとって夏は涼しく、冬は暖かく感じられるよう、常に快適な環境にしています。
鶏舎内には常に新鮮な空気が取り込まれ、極度の環境変化が生じないようコントロールされています。
鶏舎内の風向きを示す図

明るさのコントロール

自然界の昼夜の明るさを再現することで、昼間は原種鶏が自由に行動することが出来、夜は気持ちよく眠ることが出来るので、より自然に近い生活サイクルを送れるようになっています。
また、原種鶏の成長に合わせて明るさをコントロールすることにより、産卵開始へと導きます。
昼夜の明かりのコントロール

健康管理

原種鶏の健康に配慮した飼料管理

原種鶏の成長に合わせたエネルギー量、栄養成分を考慮した飼料を使用し、加熱処理された飼料を使用しています。 飼料は栄養成分で分けてタンクに格納されています。

新鮮で清潔な水の確保

水をいつでも飲めるような設備を整えており、原種鶏が好きなタイミングで飲むことができます。また、健康に配慮して、定期的に給水器配管の清掃を行い、新鮮で清潔な水を維持しています。
ストレスなく
快適に過ごせるように、
環境の整備や、
健康の管理をすることで、
良い原種鶏を育てています。

種卵の管理

万全の飼育環境の下、原種鶏は産卵を開始します。
産まれた種卵の品質管理を行い、瀬戸内孵化場へは温度管理された専用車両で輸送しています。

採卵

たくさんの種卵を採卵するため、種卵への衝撃を防ぐシステムを備えた機械で自動採卵を行っており、将来を見据えた省力化、省人化を進めています。

選別

サイズ別、ひび割れ、汚れなどの検査を行い、状態の良い種卵を選別しています。

消毒

選別された種卵は速やかに農場内の消毒庫で消毒され、貯卵室にて適切な温度帯で保管されます。

輸送

 原種鶏場・孵化場に出入りする車両は必ず消毒を行い、「病原体を持ち込まない、持ち出さない」の管理を徹底しています。 輸送には専用車両を使い、種卵をトレーに入れたまま搬出・瀬戸内孵化場へ搬入を行うことで、種卵にダメージを与えないようにしています。
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