バイオセキュリティ

From all perspectives, we protect the health of Grand Parent Stock.
あらゆる視点から、
原種鶏の健康を守ります。
バイオセキュリティの目的は「病原体を持ち込まない、持ち出さない」です。そのためには、 原種鶏の定期的な検査を行う事で健康状態を常に把握することが必要です。 加えて、場内を出入りする車両や人間、設備などの徹底的な消毒も必要です。当社には専属の獣医師が社員として在籍しており、バイオセキュリティに対して万全の体制を整えています。

家畜診療所

検査に必要な機器や試薬を備えた家畜診療所を、岡山県と栃木県のそれぞれに構えています。種鶏部と共に原種鶏の健康管理と、生産施設の防疫管理を行っています。

定期検査

 検疫により海外からの病原体の侵入を防ぐ所から始まり、原種鶏への病原体感染の有無、ワクチン接種による抗体が出来ているのか検査を定期的に行うことで、徹底して感染を防ぐ体制を整えています。 以下は、原種鶏の健康に関する検査と衛生環境に関する検査の実施例となります。
ELISA検査
RSA検査
PCR検査
サルモネラ検査
卵殻表面および孵化場細菌検査 など

防疫管理

 病原体はあらゆる環境に潜んでおり、設備や車両に付着して場内に進入してきます。また、人間も例外ではなく、これらには消毒を徹底して行っています。さらに、野生動物の侵入を阻止する対策も行っています。

❶ 車両消毒口

 入場できる車両を限定しており、出入りの際は必ず車両全体の消毒を行います。

❷ 敷地内路上消毒・ドロマイト石灰散布

 場内の路上は細菌類の繁殖を抑える石灰などによる消毒を行っています。

❸ 出入り口

 アルコールによる手指消毒に加え、消毒マットや噴霧器による履物・衣類の消毒を行っています。

❹ シャワー室

 農場・孵化場に入場する際は必ずシャワーで身体を洗い、施設内専用の作業服に着替えます。

❺ 紫外線殺菌

 農場・孵化場に持ち込む手荷物類には、紫外線殺菌を行います。

❻ 外周点検

 敷地内の野鳥の巣・破損した壁やフェンスなどのチェックおよび修繕対応を行い、野生動物侵入のリスクを下げています。

❼ キャッチシート・ベイトボックス

 粘着シートや毒餌を設置して、特に病原体を持ち込むリスクの高いネズミを駆除しています。

❽ レーザー害鳥忌避装置

 周囲の木々や施設の屋根にレーザー光を当てることで、止まっている野鳥を驚かせ追い払っています。
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