先輩社員
技術部
- 入社年
- 2013年
- 自己紹介
- 出身大学は岡山大学です。
趣味はドライブ、スポーツ観戦で、日本チャンキーを選んだのは食品会社や農林水産業に興味があり、かつ、岡山県内で就職先を探していたのと、会社が安定していることです。
- 好きな言葉
- 継続は力なり
- 特技
- 新しいことへの適応スキル
- 社内経歴
- 栃木種鶏課 → 業務企画部 → 技術課
部のミッション
サポートをすること
私たち技術部は全国のブロイラー業界の方や育種会社であるAviagen社と接する機会が多くあり、そこで得た最新の知見や情報をもとに、技術指導や勉強会、情報提供などを通して、全国のお客様をサポートさせて頂いております。その中で、しっかりと責任をもって業務を行うことで、結果的にお客様に安心してチャンキー種を飼育して頂くことにつながっていると考えております。
仕事について
技術部の仕事は大きく分けると、技術指導、勉強会、情報提供の三つに分けられます。「技術指導」は全国のお客様の現場を訪問させていただき、その場でアドバイスを行ったり、検討会を行ったりします。「勉強会」は、技術指導の一環としてお客様個別に行うものの他に、何社か集まっていただいての全体に向けた勉強会であったり、それがオンライン形式であったりなど、さまざまな形態があります。「情報提供」は、Aviagen社の資料を翻訳してホームページに掲載したり、冊子として各社に配布させていただいたりしております。
お客様への訪問については、ブロイラー業界は冬場が鳥インフルエンザの警戒期間となり現場訪問をしづらくなりますので、訪問をしやすい春から秋までの期間に集中しており、その期間中はだいたい週3〜5回はお客様を訪問します。主に現場農場に入らせて頂いての技術指導を行っていますが、勉強会のような形態の場合もあります。場所としては全国各地、主に北海道から鹿児島までです。勉強会については種鶏会社様を対象とした「種鶏スクール」は年1回開催し、20〜25社ぐらいにご参加いただいております。ブロイラー会社様や生産者様を対象とした「ブロイラースクール」は過去には全国7,8カ所で開催し、開催地周辺のブロイラー会社様・生産者様にご参加いただいています。ただし、現在はweb開催がメインとなっており、年1回の開催となっております。2023年現在で76社が加盟し当社が事務局を行っている「日本チャンキー協会」では、年2回のゼミナールを開催し、毎回300名前後のご参加があり、その中で講演を行うこともあります。
お客様のサポート、技術指導とはどのようなもの?
技術部のミッションとして「お客様に安心してチャンキー種を飼育し続けていただくためのサポートをすること」ということがあります。その中で私たちが行っている技術指導とは、例えば育成率という当社から出荷後に餌付けされた種鶏雛の数が100%として、そこからある時期までにどれくらい生存していたか、という指標がありますが、「育成率」が高い方がお客様の収益にも繋がります。その改善をするために、例えば温度管理を徹底して行いましょう、全ての鶏に均一に餌や水を与えましょう、というような指導を行っています。実際に現場を見せていただき、それができていない所が見付かれば「このようにやりましょう」のようなアドバイスをしています。
農場の成績を表す指標はたくさんあり、種鶏では育成率、生存率、産卵数、産卵率、受精率、孵化率など、ブロイラーでは育成率、飼料要求率、日増体など、挙げればきりがありません。また、「斉一性」も、ブロイラー業界の中では重要なキーワードです。一つの鶏群に何千羽という数の鶏がいる中で、全ての鶏の成長や環境のバラツキ度合いを指すときに使用します。例えば、成長度合いの斉一性が良ければ均一に餌や水を与えていることにもつながりますし、逆に悪ければ、ある鶏はとても大きくなった、こちらは小さいというようなバラツキがあり、餌の与え方などに改善の余地があるといえるでしょう。後者とならないよう先ほどの「全ての鶏に均一に餌や水を与える」ためのアドバイスをさせていただき、結果的に、斉一性が改善されて成績がよくなることを目指した指導を行っています。
出張は多いですが、
ワークライフバランスも整っています。
訪問先は全国各地ですので、どうしても宿泊を伴う出張が多くなります。また、養鶏の展示会やAviagen社の勉強会があったりなどで海外出張の機会もあります。必ず年1回海外に行くと決まっている訳ではありませんが、2023年度で言えば、私は10日間の日程で一度海外に行きました。
このように出張が多いのは確かですが、ワークライフバランスは取れていると思います。完全週休2日制ということもあり、しっかり休みは取れていると思いますし、趣味や英語の勉強に充てる時間も確保できており、私としてはワークライフバランスに問題はないかな、と思います。
苦手と言っている場合じゃない!
英語を勉強中!
英語は勉強中ですが、基本的に英語は苦手で、学生時代も足を引っ張っていた科目です。社会人になってからも苦手意識はすごくあります。しかし、海外の方とやりとりすることも多く、いずれは私が通訳をしなければいけない場面もあると思っています。そのため、苦手などと言っている場合ではなく、「必須」としてしっかり勉強していきたいと思っています。
ただ、従来の文法などを重視した日本式の勉強法だけでなく、いかに会話ができるかについても重要と感じていますので、会社の資格取得支援制度を使い英会話学校に通わせていただいています。
以前所属していた種鶏部の時にも、フォークリフトなど現場で必要な資格は会社の資格取得支援制度を使用して取得しました。当社の資格取得支援に関するサポートは充実していると思います。