* CHUNKY技術情報 *  Technical note

  


  飼料ミーティングレポート  
   
 弊社では、去る11月30日(月)、東京浜松町の東京グランドホテルにおいて、全国18社の  
飼料メーカー(47名参加)を対象に、エビアジェン社から飼料栄養担当のキム・ハン博士を招  
き、”「高増体ブロイラー」チャンキー種の飼料栄養について”と題してセミナーを開催しました。  
 
セミナーの内容は以下の通りです。  
 
 1. 「育種の展望」  
  @ 今後のチャンキー種の育種方向(FCR、歩留まり、頑強性、繁殖能力)を数字で  
    示して説明       
 2. 「餌付け後7日間の重要性と遺伝的改良」  
  @ 最初の給餌、給水の大切さ  
  A 日ごとの生体重と内臓重量、小腸の発達
              
  B 免疫の発達と骨の形成(4-18日令)、骨鉱化作用(4-11日令)  
  C マッシュ切り替え時期の重要性(クランブルを長く与える)  
  D マッシュ飼料の粒サイズ、形状の重要さ ・・・選り好み、バラツキの元  
  E 栄養素のバラツキ  
 3. 「バランスタンパク(BP)に対する反応」  
  @ BP密度と体重  
  A BP密度と歩留まり  
 4. 「エネルギーと飼料形状」・・・モダンブロイラーに遺伝的能力を発揮させるために  
  @ エネルギー密度と飼料形状の体重に及ぼす影響  
  A 同じくFCRに及ぼす影響
                        
  B 有効P、CaとVD3  
    ・・・14日令の頸骨灰分、クル病、脚弱、頸骨軟骨異形成  
  C ミネラルの推奨値  
  D ビタミン推奨値  
 5. 「雛質とブロイラー成績を上げるための種鶏成績」  
  @ メス種鶏のタンパク質とエネルギー摂取が子孫に及ぼす影響  
  A 種鶏用飼料のエネルギーとタンパク質のバランス  

  B ビタミンの重要性(特にVD3)・・・種卵への移行ビタミン

 
  C ミネラル(特にP、Ca、K)の重要性  
 6. 「ブロイラーの羽性」  
  @ 羽性への影響要因・・・チロキシン、エストロジェン、テステステロン、アミノ酸  
  A アミノ酸・・・含硫アミノ酸、分岐鎖アミノ酸  
  B ビタミンとミネラル(微量ミネラル特にセレン・葉酸など)  
  C 総タンパク  
 
 キム博士は、上記内容を豊富な野外事例、試験結果を示しながら説明し、最後に「チャ  
ンキー種は高増体ブロイラー。種鶏・ブロイラーとも現状の栄養レベルを見直して、良質の  
栄養を与えることが必要。そうすれば、遺伝的優位性を引き出すことが出来る」と結びまし  
た。