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先輩社員の担当する業務内容や仕事のやりがいの紹介と就職活動中の皆さんへのメッセージを送ります。

いろいろあります。幸い原種鶏場で、それほど深刻な病気を経験しておりませんので、ここでは海外での事例を挙げたいと思います。当社の顧客と海外視察した際に、ブロイラー農場、処理場などの見学及びいくつかの講義を聴講する機会がありました。ホストとして、通訳を任され、不安な中、なんとかこなせたのが印象に残っています。非常にプレッシャーが強かったわけですが、やり終えると自信に繋がりました。

私は現在、バイオセキュリティ部に所属し、主に鶏群の健康管理、疾病予防、各種検査、治療等を担当しています。原種鶏場は鶏肉生産の上流にあるため、自社農場での大きな病気の発生や、また介卵(垂直)感染といって、生まれたヒナを介して次世代に病気をもたらす病原体の感染があると、その影響は甚大となるため、常に気が抜けません。そのような中、いかに問題が発生しないように前もって対処するか、また問題が発生した場合においても、剖検や各種検査、また文献を調べる、他人に聞くなどを通じて、どうすれば問題が解決するかを考え、提案していくかがやりがいの一つになっています。
また当社は主に英国の育種会社から原種鶏を輸入しており、密接なコミュニケーションをとっています。彼らとの技術会議や外国でのセミナー参加などを通じて、最新技術情報にいち早く触れることが出来るのも魅力です。

心がけていることは、『理論と実践のバランス』ということでしょうか。私の職場は、原種鶏を飼育している農場なので、現場が重要なのは当然なのですが、現場だけを重視していると、『いつもと同じように飼育しているのに、なぜこんなことが起こるのだろう?』といった場合になかなか対処が難しくなります。現場で起きている事実を最重要視しつつ、『なぜ、それが今起きているのか?』ということを剖検や各種データを元に推論をつくり、さまざまな文献を読んだりしながら解決策を見つけるよう心がけています。養鶏関係の文献は英語が多いですし、育種会社とのつながりを強化するためにも英語力向上の努力に終わりはありません。また鶏の健康を維持するためには細菌やウイルス等の病原体だけでなく、栄養や環境(特に温湿度、空気の質)等も密接に関係してくるため、それらの知識も増やしていく必要性を感じています。

社会人生活は、学生生活と全く異なりますので、最初の内はつらいこと、悩むことも多くなるかもしれませんが、どんな作業でも地道に努力を続けていると、何が重要で何が重要でないか見えてくるはずです。この仕事は、生き物相手で、毎回同じように飼育していても結果が毎回異なってくる、正解のない仕事です。そうはいっても当社の明確な目的は、『良質なヒナを生産・販売する』ということです。その目的を果たすべく、よく考え、行動するチャレンジ精神・探究心旺盛な皆様をお待ちしております。

私が所属する種鶏部の業務は、ブロイラー種鶏の親の世代である原種鶏の飼育管理及び種卵生産です。種鶏部で生産された種卵は孵卵部へと送られ、孵卵過程と孵化作業を経て販売する種鶏雛となります。
原種鶏の育成過程では基本的な環境の整備や毎日の飼料管理のほか、各種ワクチンの接種、種卵を正常な状態で採取するためのネスト(巣箱)の整備などを行います。
生まれたての雛は、餌付けから徐々に大きく育っていき、やがて成鶏となって受精卵を産み、それらの卵からやがて次代の雛が生まれる。それらの成育の過程に関わり続け、自分の手塩にかけた鶏が初めて卵を産んだとき、その時の喜びははかりしれません。

私がこの会社に入って最も印象に残っている仕事は、初めて雛の導入のために検疫舎に入った時のことです。
英国から輸入される雛は、農林水産省の指定を受けた検疫舎へと運ばれ、病気やその他問題がないかを調べるため、約二週間の隔離飼育を行います。
手のひらよりも一回りも二回りも小さな姿で送られてくる雛を二週間つきっきりで管理し、特に餌付けから数日は、雛に飼料を食べさせることを覚えさせるため夜中もこまめに餌を撒いていきます。また、温度が大きく低下したり、雛が水が飲めないと、雛にすぐに悪い影響がでます。そうならないよう、常に雛のいる環境に気を配らなければなりません。そうして約二週間育てた後、動物検疫所の許可を得て、初めて日本チャンキーの各成鶏農場に送られていきます。
先日、私が初めて検疫から携わった鶏群が、無事原種鶏としての役目を終えて出荷されていきました。商品となる大切な雛を産んでくれる原種鶏、そのスタート地点に携わり、一生を見届けることはとても感慨深いものがあります。

就職活動では、多くの人と出会って話を聞いたり、自分の目で社会の実態を見たり、今まで知らなかった世界を知ることになるでしょう。そうして新たに広がっていく世界の中で、自分自身を見つめなおす良い機会になると思います。今までずっとこうあろうと思っていた信念や人から言われて気づく自分の意外な一面、それらを知る絶好のチャンスです。
人には、できないこととできることがそれぞれあると思います。また、人から見えている自分と自分自身で考える自分、それぞれの自分がいると思います。就職活動では、その理想と現実のギャップに悩んだり、苦しんだりすることもあることでしょう。しかし、それはあって当然のことだと思います。それで必要以上に悩んだり、卑下することはありません。その時こそ、あなたの家族や友人、先生や先輩・後輩、あるいは自分自身、そういった周りの支えを糧に、色んな考えに耳を傾け、自分の満足の行く就職ができるように無理せず前向きに頑張ってください。